葛城調査隊により南極で発見された未知の巨人をゲヒルンではアダムと呼んでいた。
『使徒』と称される生命を生み出した始祖というべき存在とされ、最初の使徒とも言われている。
人の遺伝子ダイブなどの接触実験が引き金となったのか知る由はないが、目覚めた巨人を抑えきれず、人為的に引き起こされたらしきS2機関の暴走によってセカンドインパクトが発生。
その結果、巨人の身体はバラバラになり、肉体と魂は分かれてしまう。
なお、「旧約聖書」の創世記においては、神が土の塵より自身の姿を模して人(アダム)をつくり出したという。
また、ユダヤ神秘思想「カバラ」では、アダム以前に生み出された原初的人間を「アダム・カドモン」とし、神の移し身として全知全能の存在とされている。
復元されたアダムの肉体はゲンドウの右手に移植され、リリスとの融合を果たす。