NERV本部地下最深部、ターミナルドグマのL.C.Lプラント内ではりつけにされていた白い巨人。
第17使徒タブリスに見破られるまで、この白い巨人は碇ゲンドウらに「アダム」と言われていたが、その正体は人類の始祖たる存在リリスだという。
その魂は綾波レイの肉体に宿されていたと推測されるが、それが本当かどうかはわからない。
人類補完計画発動の際にレイと合一したリリスは、アンチA.T.フィールドを展開し、サードインパクトの一因を担う。
なお、リリスとは本来、メソポタミアにおける女の夜の妖怪の名であったが、後に聖書「イザヤ書」にも登場した。
リリスはアダムの妻であるという伝承については、中世頃に誕生したものである。
アニメ中に出てくる白い巨大なレイはリリスと合一したものであり、MAGIはこの波長パターンを青と分析しながら、観測データから人であることも日向マコトは判断している。